なぜ受付がブランド体験の起点なのか?
●患者様との“最初と最後”の接点=印象を強く残す
●診療前の不安を和らげるか、増幅させるかの分かれ目
●接遇の質=「ここに通い続けたい」と思わせる要素
受付ブランディング 3つの柱
1.スタッフ教育の徹底
・言葉遣い・表情・対応スピードを統一する
・ロールプレイや動画マニュアルの活用
2. 空間と動線のデザイン
・並ばない工夫、プライバシー配慮、視覚導線の最適化
・サインや掲示物もブランディングの一部と捉える
3. 受付フローのデジタル連携
・自動受付・セルフ問診などで“待たせないUX”を実現
・「機械的」ではなく「気遣いのあるシステム設計」
患者様の声を活かした受付改善の方法
・自由記述アンケートの分析
・ネガティブフィードバックを“設計見直しのヒント”に
・改善後の変化を患者にフィードバック(掲示など)
まとめ:受付が変われば、医療の印象が変わる
医療機関の“入口”である受付は、ブランド体験設計図の最初の一行目に該当します。接遇と仕組みの両面から見直し、患者様との信頼関係を育てていきましょう。
この記事の監修
ブランディング・ディレクター 豊田 善久
1979年生まれ、東京都出身。学校卒業後、印刷会社で現場を経験。広告代理店勤務を経てブランディング会社であるパドルデザインカンパニー勤務。病院、クリニック、介護施設、訪問サービスなど、医療・介護業界のホームページ制作やパンフレット、リーフレット、動画制作などに多数携わる。あらゆる業種・業界への企画提案経験をもとにお役立ち情報を発信しています。
東京港区のブランディングカンパニー
パドルデザインカンパニーは、5職種で編成されたブランディングカンパニー。ブランドコンサルティングとデザイン会社の両側面を持ち合わせ、クライアントの課題に実直に向き合います。南青山に構える本社を主な拠点に、東京・神奈川・千葉・埼玉の1都3件を中心に、北海道から沖縄まで全国対応可能です。