保険診療を行う病院やクリニックには「医療法における病院等の広告規制」があり、むやみに広告宣伝を行うことができません。そんな規制の範囲内において広く情報発信できる数少ない媒体がホームページです。そんなホームページ最大のメリットは、情報を求める消費者にいつでもどこでも、広く深い情報提供を行える点にあります。
パンフレットが比較的身近なステークホルダーへの能動的なアプローチに使用される一方ホームページは、自社・自院が伝えたい情報をホームページに掲載しておくことで、自社・自院または診療やサービスに興味のある層がインターネットを介し情報収集を行っていきます。病院・施設側から見ると受動的なアプローチだと言えます。
なかでも病院・クリニック、看護・介護事業は、狭域な一定地域を商圏とする地場産業であるため、地域に根差したアプローチや地域機関・施設との医療連携が不可欠となります。また、ライバルとなる同業他社もある程度明確なため、地域の競合を視野に入れた差別化戦略も比較的容易な業界であると言えます。
だからこそ、力を入れて制作しなければならないのが病院・施設・サービスなどのホームページです。無限に情報掲載が可能なホームページだからこそ、自社・自院の特徴や強みの要点を的確に伝え、自社・自院らしさのブランドが伝わるよう緻密な情報設計と企画デザインが求められます。