インサイトを刺激して、課題の解決を目指す。
2009年5月の開設より6年が経ち、施設内の設備やサービス変更にともない、パンフレットのリニューアル・プロジェクトが始動しました。今回のリニューアルでは、この6年の間に周辺に競合施設が複数開設したこともあり、入居希望者の獲得に苦戦している現状を打開するための企画が求められました。老人ホームが利用者向けて発信する情報の代表例に、施設内の共有設備やアメニティ、個室などのプライバシー、食事、健康サポートなどがあげられますが、利用者が本当に求めているもの、利用者のインサイトはどこにあるのか。設備やアメニティなどは充実していた方がもちろん良いと思いますが、私たちの出した答えは、「入居した家族が充実した幸せな暮らしができること」なのではないか、そんなひとつの答えをテーマに、企画検討を行いました。